1:(瓦)屋根工事と飲食の共通項飲食のむつかしさ創業120年の瓦を得意とする屋根工事店様の、カフェコンセプトの企画です。瓦んどプロジェクトの記事はコチラ以前、タルト/サンド・パン・ビュッフェ形態の飲食を見ていたため、その酸いも甘いも嚙みわけてきたつもりです。特に、その難しさは骨身に染みています。”色” と ”本気” が作れないと、お客様には届かない。”いぶし”という業界を横断する言葉ディスカッションの中で ”いぶし” というワードが出ました。とても日本的で、とても職人的で、とても本気な言葉です。 日本の景色を作ってきた瓦はいぶし色。それを建ててきた職人さんはいぶし銀。業界を横断する言葉です。屋根工事だからこそ屋根工事は建築工事の中では、少し特殊です。仕上げ工事と異なり、お客様が普段から見れる場所ではありません。その上、結果は時間が経た時に容赦なく現れます。その業界で120年続けてきたこと。それは、普通の人では気づかないような”ひとてま”をやってきたこと。職人(=いぶし)のひとてま、と表現するに相応しい、姿勢があったのです。2:燻製(くんせい)調味料ベーシックであり、本当に美味しくて、その秘密がわからないもの実際に料理の方向性を探っていきます。外食は、家のご飯ではなかなか用意しにくいものが基本です。だからといって、奇をてらったことをやっても、お店しての寿命は短くなります。ベーシックであり、本当に美味しくて、その秘密がわからないもの。それを追い求めていきます。“いぶし”と決めたらとことん“いぶし”今回のミソは、“いぶしのひとてま”という秘密をどう開発するか、でした。言い換えると、普通の人ではスルーしてしまう、料理にコクを出す一手です。それが実際に料理長になる方と一緒に作った”いぶし調味料”でした。愛知県の間伐の際に一緒に山からおろされるサクラをチップ化し作った燻製(くんせい)調味料。下地段階の要所要所で使ったとき、独特の旨味が引き出されたのです。最後のピースがカチッとハマった瞬間でした。その味は現地で確かめてもらえたらと思います。見えない職人の珠玉のひとてまが、積み重なって、とても大きなものになる。その過程はまるで歴史を重ねる日本の建物のような、とても素敵なメニューたちです