作家の栗山圭介さんとの「何か面白いことやりたいね」ムードの雑談がスタート。自分たちも楽しくで、かつ、なにか社会にとっても役に立ちそうなもの。そこで出てきたテーマが「SDGs」と「お化け」のかけ算です。飲食業における「ロス」、そして森林における「間伐問題」など、人並みにはSDGs意識はあったのだと思います。ただ、真正面から堂々とSDGsを叫ぶのは、歯がゆいし胡散臭い。塩梅(あんばい)調整としてのスパイスには、エンタメが必要でした。お化けとSDGs振り返ってみると "お化け" とはすごい存在です。”幽霊”とは違って、どこか ”怖" だけでないキャラクター性があります。また昔から日本人に馴染みが深い。そしてどことなく”世直し感” も持ち合わせている。こんな ”お化け" はSDGsの語り手の最適手でした。17体の世直しお化けここに登場するのは、SDGsの17の約束にちなんで、17体の世直しお化け。みんな大切なメッセージやストーリーをもっている。(それぞれのお化けのストーリーは栗山さんが考案してくれました)お化けの持つ ”トラウマ性" を利用して、大切なモノを記憶に残す作戦です。お化けやしきと、学生の力ありがたいことに、多くの学生さんが力をかしてくれました。作画をしてくれたのは美術部の高校生、造作をしてくれたのは美大の大学生でした。その全力を出し切る姿には、大人にとっての「戒め(いましめ)」です。その出来、迫力はプロ顔負け。お化けプロジェクト未来につづく開催した当時も、新聞からラジオ、複数のテレビ番組まで多くのメディアに取り上げていただきました。そしてこのお化けプロジェクト、実はまだ終わっていません。現在も栗山さんがもっと大きいものにして前に推し進めてくれています。さすが、右脳100%の「化け物」のような師匠です。